2019.9th asa cafe report
2019年12月9日
大地のぬくもりと恵みを堪能~初秋の果樹園の朝カフェ
9月29日 日曜日の朝。
秋のひんやりとした空気に包まれたこの日の朝カフェは、三条市井戸場の渡辺果樹園が会場です。
雨の降る中での開催で、大きなぶどうの房が一面に実るビニールハウスが会場となりました。
当初はルレクチエの畑で開催の予定でしたが、この場所も圧巻の眺め。
到着して間もなく、辺りの様子を撮影されていた方も見受けられました。
まずは「果樹園『解体新書』」と題して、~どうやっておいしい果物ができるのか~園主の説明を聞きながら園内めぐりをします。
作業場や畑の中で、ぶどうの知識や管理作業のポイント、さまざまな品種の特徴、掛け合わせについての説明を聞きます。畑ではぶどうが実ったまま測ることができる特別な糖度計で選んだとびきり甘いぶどうを試食。
とても貴重な品種をはじめとしたさまざまな品種のぶどうや、同じシャインマスカットでも樹齢の違うものの食べ比べをし、そのあじわいの違いを感じていただきました。
お食事は、湯田上温泉ホテル小柳の料理長が朝カフェのために腕によりをかけて作った献立です。
中でも、目の前に置かれた釜で一人分ずつ炊くシャインマスカットの釜めしは、台風で惜しくも開催できなかった昨年からあたためていたレシピです。献立すべてに果樹園を感じ“大地のぬくもりと恵みを堪能”できるお料理の数々です。
他にも、剪定した木を燃料にハウス内を暖めるボイラーで下田ポークソーセージを焼いたり、ぶどうハウスのパイプで園主とお客様との懸垂対決をしたりと、そこここに渡辺果樹園ならではの魅力を感じる時間となったのではないでしょうか。
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