2019.4th asa cafe report
2019年5月9日
春のいただき~新緑の竹林に眠る「初採りたけのこ」の本当の美味しさ
4月21日 日曜日の朝。
今朝は竹林のなかの朝カフェ。
新潟県南蒲原郡田上町の佐藤農園の筍(タケノコ)の畑です。
まっすぐ空に伸びる青々とした竹の林の中は凛とした空気に包まれ、思わず深呼吸。背筋が伸びます。
今朝は、その足もとに目を移し、筍掘りにチャレンジです。目を凝らし、足の裏の感覚もあわせて竹の落ち葉に隠れる筍を探します。
園主の佐藤潤一さんと、佐藤さんの家族、地元の農家仲間の皆さんやお手伝いの皆さんにコツを教えてもらいながら、筍の周りを鍬で掘り起こし、ていねいに丁寧に掘りだしました。
筍掘りも鍬を持つのも初体験のわたしは、1本目を手にするまで15分もかかりました。肌寒かったこの日ですが、汗ばむほどの重労働に、「ふーっ。こんなに大変なの!?。でも楽しい」。筍といっしょに記念写真をパチリ。
作業のあとは、筍づくしの朝食。今、掘ったばかりの筍の炭火焼、筍のきんぴらも初めての味わいです。園主の楽しいお話とともにお手製のタケの器でいただきました。筍と並んで田上町の特産という梅も栽培する同農園自家製の梅干しのお味見もありました。
駐車場まで歩いた帰り道は、田植えに向けて苗を育てているという淡い緑色のじゅうたんが敷かれたようなビニールハウスやピンク色の花が咲くモモ畑をのぞかせてもらいました。
信濃川沿いの平地から山手まで変化に富む地形の田上の地で、コメ、ネギをはじめとする野菜、ウメ、モモなどの果樹等々、さまざまな農作物を生産しているという園主の話を聞かせてもらい、この土地の豊かさを実感した朝でした。
この日の朝カフェメニュー
- 筍ごはんのおにぎり
- 新緑うつわ(竹の器)で食べる春の三種盛り
- 新鮮採れたて筍の炭火焼き
- 筍たっぷり味噌汁
- ドルチェ
料理協力:湯田上温泉 ホテル小柳
http://www.oyanagi.co.jp
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