2018.4th asa cafe report
2018年7月5日
駒込集落の豊かで美味しい暮らしの秘密
~里山の頂上で出会う忘れられた“とき”とホタル米~
2018年6月17日(日)am7:00。
三条市駒込(こまごみ)は、青い空に柔らかな白い雲が浮かんでいます。
4世代が暮らす米農家のFUJI-HOUSE。その10代目が、小さいころから駆け回った裏山へ、家族や駒込の仲間たちとともに皆さまをご案内しました。
山の香りを感じながら杉木立のふかふかな道を登ります。
枝投げも楽しみながら雑木林を抜けると、一面、緑色の田んぼと青空が目の前に広がる頂上に到着。
ホタルの舞う田んぼで作ったお米を羽釜で炊いたつやつやのご飯と、里山の恵みを味わっていただきました。
10代目は「稲作りで一番大切なのは水だと思っています」と、美味しさの秘密をひとつ明かしました。
ここには大きな川がないので、あの山の上に湧いている水をため池に集めて使います。生活排水のいっさい入らない水なのです。
帰り道に、笹舟を作り、その水の流れる小川に流してみました。
おばあちゃんの畑を通り、明治の建築の自宅へ。
「雪深いこの地で農家の専業はできません」と教えてくれた10代目は、オーダーメイドのクッキー型製造との兼業を選びました。
駒込の気候とモノづくりの町燕三条があるからできる農業と金属加工の兼業は、燕三条ならではのスタイルです。
駒込に代々続く豊かな暮らしを感じ、あなたの忘れていた「とき」を思い出していただけましたでしょうか。
この日の朝カフェメニューは、「里山の朝ごはん」
- 冷やし甘酒
- ホタルの舞う田んぼの米~羽釜炊きご飯
- こしあぶらご飯~
- 梅干し
- 沢煮わん
- 山女魚の塩焼き
- 三種の味噌
- ワラビと生姜の漬けもの
- 夏野菜の彩りピクルス
- 地元野菜を使ったグラススイーツ
- ごんぼっ葉の笹団子
(協力:そば処 山河、道の駅「漢学の里しただ」、カルウィルストア、 笹団子仁右衛門)
会員限定の記事をご覧になる場合は、ログインが必要になります。
ログインする
login 新規会員登録はこちら
Members
login 新規会員登録はこちら
Members