開催レポート

2017年8月7日

緑まぶしい棚田で夏休み
~400年つなぐ棚田米。その味わいの秘密をさがして~

7月30日の朝、粟ヶ岳を目の前に望む「北五百川の棚田(kitaimogawa no tanada)」=三条市北五百川=が本日の会場です。

青々としたイネが揺れる景色を見下ろしながらの朝ごはんは、希少な棚田米のおにぎり。

佐野家の梅干し入りで、棚田米で作った香ばしい玄米茶とともに味わっていただきました。

もぎたてのキュウリやモモを味わう前に、燕三条を代表する刃物メーカー「タダフサ」、「日野浦刃物工房」、「藤次郎」のナイフで試し切り、そして「玉川堂」の急須の体験も行いました。

400年もの間、受け継がれてきた「北五百川の棚田」の守り人・佐野さんの案内で、棚田の維持管理の大変さとコメ作りの楽しさ、美しい棚田の四季の風景を教わりました。

棚田に流れこむ湧水に手を入れてみたら、冷たくて心地よかったです。

杉の木の根本で「モズ」(セミの抜け殻の新潟弁だそうです)を見つけたり、シオカラトンボもいましたね。

農業、自然、そしてモノづくり。

燕三条の奥深さを感じていただけましたでしょうか。 梅雨明け前の蒸し暑さのなかでしたが、皆さまの笑顔に出会えて うれしかったです。ありがとうございました。

この日の朝カフェメニュー

  • 北五百川の棚田米のおにぎり
  • ぜんまい、糸瓜の漬物
  • 棚田米でつくる玄米茶
  • アイスコーヒー
  • 嵐渓荘の塩羊羹