2016.3rd asa cafe report
2016年6月22日
秘密の場所へ。小山の頂上で味わう 澄んだ空気と山菜ごはん
2016年6月19日、日曜日の午前7時。集合場所は、三条市駒込(こまごみ)で代々、米を作るFUJI – HOUSE(フジハウス)の「おばあちゃんの畑」前。
本日の朝カフェのスタートは、その昔、材木にする木も育てていたという園主・藤家家の裏山の頂上を目指します。案内は、息子と父。さあ、冒険(?!)の始まりです。
横井戸やお稲荷さんの脇を抜け、木漏れ日が下草を照らすふかふかの山道を、石投げや草笛を楽しみながら歩きます。笹舟の作り方も教わりました。
神秘的な杉の林をぬけると青い空が開け、その下には緑色の田んぼが一面に広がりました。秘密の場所は、ことりのさえずりがBGM。お気に入りの場所を見つけて、それぞれがテーブルとイスをセッティング。メーン会場はみんなでいっしょに作りました。
この「駒込」の歴史を父が語り、引き継ぐ息子が現状と未来の夢を語るなかで、祖母、母、嫁、娘と4世代で準備した朝ごはん。優しい香りの炊きたてごはんは、今、目の前に広がる田んぼで育ったお米です。梅雨の晴れ間のなかで、初めての開催だった「FUJI- HOUSE」の朝カフェは、家族、親せき、地域の仲間たちでみなさんをお迎えしました。明治のころに造られた自宅や蔵の見学、夜はホタルが舞う田んぼや兼業農家として工場も営むFUJI – HOUSEのこと、仲間の農家の牛の放牧見物のサプライズ体験も登場しました。
「自然豊かですごくいいところでした。こんなところに住んでたら、毎日ワクワクだなーとうらやましく思いました」とのお声を頂きました。代々続く「駒込」の暮らしを感じて頂けたら幸いです。
この日の朝カフェメニューは、「里山の朝ごはん」。
- ホタル舞う田んぼのコシヒカリ、こしあぶらご飯
- 煮しめ(ぜんまい一本煮、三条名物の車麩、彩り野菜)
- おばあちゃんの梅干し
- ワラビと生姜の漬物
- 初夏の漬物
- 仁右エ門さんの笹団子(こしあん、つぶあん、きんぴら、さつまいも)
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