農家紹介

内山農園

新潟の真ん中で11代続く農園です

内山農園の内山徳寿です。新潟県のほぼど真ん中に位置する燕三条で11代続く農園です。 燕三条といえば金物のまちですが、農業も盛んで初代より続く米の栽培を中心に、10代目では本格的な野菜の栽培を開始。 今では年間約50品目を栽培し、トマトソースやジェラートなどの加工品も手掛け、その時々の時代に合わせた農家のスタイルを実践することで、農業の魅力を発信し続けています。

なんとなく始めた農業でしたが

次男に産まれ、高校卒業後は食に携わる仕事に従事していました。 21歳のときに、兄から家を継がずに出て行くと相談され、最初はなんとなく始めた農業でした。 その後、16年を経て2015年に正式に事業継承し、今に至っております。 農業とは全く関係ありませんが、趣味はダム巡りとラーメンをお腹いっぱい食べることですｗ

内山農園の理念

内山農園には4つの経営理念があります。 『我が農園は、次世代を育てる農業を目指します。』 『我が農園は、生産と販売を通じ、お客様の笑顔と健康を共に考え歩んでいきます。』 『我が農園は、収穫体験や農園カフェなどの体験型農業を通して、農業の魅力を発信し体感して頂くよう努めます。』 『我が農園は「カッコ悪くない農業」を目指し、常にsmart（賢い・機敏）に行動します。』 50年後も100年先もこの地域の人と農業が魅力溢れるまちであって欲しいと思っています。

近隣の飲食店や給食でご愛用いただいています

工業と農業が盛んな燕三条は飲食店の数も多い地域です。 近隣の飲食店さんとのお取り引きが約20軒、学校や病院給食、スーパーのインショップ、道の駅、直売所等で取り扱って頂いている内山農園のお米や野菜達。 肥料は有機質肥料100％・農薬は緊急な場合以外は使用しません。 完全無農薬を目指して日々研鑽しています。

経営にやりがいを感じています

農作業に対するやり甲斐よりも経営にやり甲斐を感じています。 当農園のブランディングや商品開発、プロモーション、他社との連携人材育成etc. 20年も経つと、種を蒔いて実りを収穫するということが当たり前になりすぎて飽きてしまいました(笑) 1つを追求するタイプの性格ではないので、50品目以上も作ってしまっています。

農業がやりたい職業の候補に。そんな子ども達の声がうれしい

農業はやはり天候不順で思うように作業が捗らなかったり、生育が上手くいかず収入が下がることが、農業をやっていてつらいなと感じることです。 近年は水害や大雪で壊滅することもあるので。 でも、毎年小学生や中学生等に講演させて戴く機会のなかで、農業に対するイメージが変わったとか、やりたい職業の候補になった等の応えが返ってくることがあり、何よりうれしい瞬間もたくさんあります。

安心して召し上がっていただける農産物を次世代に残したい

理念の一番最初に掲げている、次世代へどのように伝え、繋げていくのかを考えながら、今年はお米で有機JAS認証を取得する予定です。 今後、野菜でも取得できるようにしていきたいと思っています。

内山農園の朝カフェフォトギャラリー